2007年5月アーカイブ

サービス業を営んでいらっしゃる多くの方から、
「チラシを配ってもコスト分回収出来てるかどうか知らない」というとんでもないことをお聞きすることがある。
今日は、「費用対効果」というものを検証したい。

今回は美容院・エステ等を例に上げて考えてみよう。

1)まず、チラシならチラシ、DMならDMにかかるコストを算出する。
※その際に、チラシ配布などで人件費がかかる場合はそれも入れる。

そして、チラシ等での売上-コスト=黒字ならば、利益か?というとそうではない。
薬剤費用が必ずかかる。そのため次に、

2)原価を%で割り出す。(薬剤費など)

3)客単価(割引をつける場合は割引後)

1)~3)までが出れば、後は簡単な算数の問題です。

例として、
例1:美容院でチラシを折込した。
チラシ総コスト、4万枚で30万。
原価は10%。客単価は7000円。
※割引は新規客のみ対象。

・30万(コスト)÷(1-0.1)=333.333円(損益分岐売上)
・333.333円÷7000円(客単価)=47.6名(チラシを持参して来店される必要のある人数)

となり、チラシ持参で333.333円の売上があがり、47.6名のチラシ回収があれば、ペイとなる。
4万枚のチラシなので、反応率は0.12%で良い。


例2:エステで広告を20万かけて実施した。
原価は10%。客単価は15000円とする。
広告の割引は新規客のみ対象とする。

・20万(コスト)÷(1-0.1)=222.222円(損益分岐売上)
・222.222円÷15.000円(客単価)=14.8名(広告を見て来店される必要のある人数)

となり、広告で222.222円の売上があがり、14.8名の来店があれば、ペイである。


ここで注意したいのが、その割引は新規の方のみ対象なので、
更にその方が今後リピートしていけば、すべて粗利益となっていく。
逆を考えれば、1回の来店で費用対効果がペイできなかったとしても、
2回、3回とその顧客がリピートして費用対効果をクリアすれば良い。

こう考えると、広告宣伝というものがやりやすくなっていくのではないでしょうか??

簡易な相談であれば、MAILで頂戴すれば即返答できるので、
ご不明点があれば、haru-yamashita@ones-create.comまで。

先日とあるデザイン事務所の融資申請に必要な事業計画作成をお受けした。
その企業のBSシート、PLシートを拝見する時に色々と思うことがあった。

今日は融資について書くことにしたい。


その企業のシートは大変キレイなもので、融資も何かしら他の外的要因がなければ、
クリアすることは問題ないだろう。

通常、企業が融資を必要とするときというのは、色々な場面がある。

1)事業を始めようとする時。
2)事業を更に大きく展開する時。
3)現状の危機を乗り越えるために必要な時。
ほかにもあるが、上記の場合
1)は経営状況、役員の資産等に問題がない場合はほとんどうまく行くものであるが、

2)の場合は大体「連帯保証人」や「担保」、
「自己資金」がなければなかなか融資がおりないものである。

そして3)などは、2)と同様のものを求められながらも融資が出にくい。
本当にしっかりと見込みのある事業計画が更に必要となる。
(それを作っても意味のない場合がある)

本当はこの3)の方々が生きていく上で一番必要なはずなのに・・・。
本当におかしいものだとつくづく思う。

私は1)~3)すべての融資のお手伝いをすることがあるが、
この2)の方々の融資の際には、常に「何か借りれる方法はないか?」を常に考えご一緒する。
ひとつの方法が駄目でも、次また次へと・・・。

そして融資が決まった時のオーナーの喜びが私の喜びとなる。
まさに「真剣勝負」である。
「必ず方法はあるのである。」と私は言いたい。

そして最初に戻るが、
今回のクライアントにも、「必ずどのような方法でも融資は成功してもらう」と、
決意を持ち、BSシート、PLシートを拝見し、状況と思いをお聞きし、話を進めることにした。

この結果はまた後日報告をしたいと思う。