現在お付き合いをしている企業様の中で、新規出店の物件を探されている企業様が非常に多い。
これはひとえに景気が回復してきたのか??
または景気が悪い中でも「景気が悪いから」という屁理屈を述べずに、
努力を重ねて来られたためなのか??
答えは勿論、後者である。
今、
・新規事業として飲食店をフランチャイズビジネスとして京阪神において
展開しようとされている企業様。
・飲食店を現在もされているが、大きな店舗展開を京都・大阪、そして全国へと
出店されていく企業様。
・美容院を経営されており、更に出店計画を立てている企業様。
等など、たくさんの方々がいらっしゃる。
日々私も数々のブレインの方々に物件情報を収集していただいているのだが、
物件というものは「身勝手」な生き物で欲しいときには中々出てこなかったりするものである。
もし、このブログをご覧のテナント仲介業の方がいらっしゃれば、
是非一度、ご一報頂きたいものです。
(おっと、話が脱線しかけたので、元に戻します。)
業績が下っていることを「不景気」と仰っておられる方のほとんどが、
ご自身でご理解されていることと思う。それは逃げのセリフだと・・・。
「そんなことを言っていても始まらない。何とかしなければ・・・」という言葉を
心に持ちながら、その場しのぎのセリフとしてそれを使っている。
飲食店・美容院・エステなどなど、今後店舗ビジネスというものは
「競争=生き残り戦争」である。
・しっかりとした思い=テーマ=理念をお持ちの店舗様
・目先の金≦将来の金の企業様
・人材=人財、人は財なりとお考えの企業様
以上をお持ちでない企業様は今後その生き残り戦争に勝っていけるだろうか??
しっかりとした思いがなければ、すぐ流行に目を奪われる、
そしてその結果流行が終われば衰退する。
その場しのぎの金を集めるためのディスカウントばかりしていて、
本当に将来があるのか??
人を「駒」として扱っていては、そこで働く方達の自立(セルフマネジメント)は生まれてくるのか??
これだけの要因が集まると、生き残り戦争の結果は「敗戦濃厚」なのではないだろうか。
先に述べた3つのことをしっかりと今一度考えていく必要がある。
とはいえ、目先の金を追いかけないと倒産する。人材をうまく扱わないと回らない。
と「目先」での問題は必ずある。
「どうしたら良いのか??」
そんな時代だからこそ、私のような職業に
「現状どうするべきなのか??」と、
声をかけてくれる企業様がいらっしゃるのだと感じている。
あるオーナー様の言葉、「餅は餅屋に任せておけ!」
その言葉はまさにそのものだと思う。