2007年3月アーカイブ

餅は餅屋

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現在お付き合いをしている企業様の中で、新規出店の物件を探されている企業様が非常に多い。

 これはひとえに景気が回復してきたのか??
または景気が悪い中でも「景気が悪いから」という屁理屈を述べずに、
努力を重ねて来られたためなのか??

答えは勿論、後者である。

今、
・新規事業として飲食店をフランチャイズビジネスとして京阪神において
展開しようとされている企業様。
・飲食店を現在もされているが、大きな店舗展開を京都・大阪、そして全国へと
出店されていく企業様。
・美容院を経営されており、更に出店計画を立てている企業様。

等など、たくさんの方々がいらっしゃる。
日々私も数々のブレインの方々に物件情報を収集していただいているのだが、
物件というものは「身勝手」な生き物で欲しいときには中々出てこなかったりするものである。

もし、このブログをご覧のテナント仲介業の方がいらっしゃれば、
是非一度、ご一報頂きたいものです。


(おっと、話が脱線しかけたので、元に戻します。)


 業績が下っていることを「不景気」と仰っておられる方のほとんどが、
ご自身でご理解されていることと思う。それは逃げのセリフだと・・・。

「そんなことを言っていても始まらない。何とかしなければ・・・」という言葉を
心に持ちながら、その場しのぎのセリフとしてそれを使っている。

飲食店・美容院・エステなどなど、今後店舗ビジネスというものは
「競争=生き残り戦争」である。

・しっかりとした思い=テーマ=理念をお持ちの店舗様
・目先の金≦将来の金の企業様
・人材=人財、人は財なりとお考えの企業様

以上をお持ちでない企業様は今後その生き残り戦争に勝っていけるだろうか??

しっかりとした思いがなければ、すぐ流行に目を奪われる、
そしてその結果流行が終われば衰退する。
その場しのぎの金を集めるためのディスカウントばかりしていて、
本当に将来があるのか??
人を「駒」として扱っていては、そこで働く方達の自立(セルフマネジメント)は生まれてくるのか??

これだけの要因が集まると、生き残り戦争の結果は「敗戦濃厚」なのではないだろうか。
先に述べた3つのことをしっかりと今一度考えていく必要がある。


 とはいえ、目先の金を追いかけないと倒産する。人材をうまく扱わないと回らない。
と「目先」での問題は必ずある。

「どうしたら良いのか??」

そんな時代だからこそ、私のような職業に
「現状どうするべきなのか??」と、
声をかけてくれる企業様がいらっしゃるのだと感じている。

あるオーナー様の言葉、「餅は餅屋に任せておけ!」
その言葉はまさにそのものだと思う。

近々ご支援先の飲食店が新規OPENを迎える。
本日アルバイトさんのトレーニングに参加させてもらったが、
皆、一生懸命でイキイキしていて、目を輝かせている。
私もふと自分自身が独立起業をした時にことをふと思い出した・・・。
当時、、、、

当時を振り返ってみて感じたことは、
「何が何でも自分の事業を、そして夢を実現させる!!」
その強い熱意以外には何も持ってなかったかも知れない。

そして独立した当時も、今もずっと自身がしていることがある。

それは、自分の目標や夢、思い、を紙に書くことである。
単純なことだがこれをすることにより、いつでも自分を見つめなおすことが出来る。

そして実現出来るまで何度も何度も何回でも見る!見る!見る!
そうすると思いは実現する。

細かいことはここに書くと長々となってしまうが、
弊社のプログラムでもある「未来人生日記」はこれにあたるものである。

「思い」は紙に書けば実現する!!

是非、これを一度実践して欲しい。そしてそれを毎日毎日寝る前にでも読み返して欲しい。
それが成功への一歩となり、自ずと明日からやらなければならないことが見えてくるはずだから・・・。

「経営コンサルタント」という仕事してきて、常々よく思うことがある。
日々たくさんの経営者の方とお会いしてご一緒に仕事をしていくのだが、その中には様々な方がいらっしゃる。

「新しく事業を立ち上げたい!!」と目を輝かせていらっしゃる経営者の方。
「今の事業を何とか奮起して改善していきたい!」と切望されている経営者の方。
「会社としてうまくいってるので、新しい事業にも参入して更なる成功を遂げたい!!」と力強く立ち振る舞われる経営者の方。
「このままでは倒産してしまうので、何とかしなければ!」と毎日に必死の経営者の方。

言い出せばキリがないほどいらっしゃるが、
当たり前と言えばそれまでだが、どの経営者の方も「真剣勝負」で人生を懸けて経営をしているのである。
ここに経営コンサルタントの仕事をしていて、本当に良かったと心から思えることがある・・・。

コンサルタントというのは「先生」と呼ばれ、経営者の方に「教えてやっている!」というスタンスが一般的よく見られる風潮かも知れない。
しかし実際、私はそうではないと感じている。

「コンサルタントほど、様々な方に教えてもらい、 勉強させてもらい、共に成長できる職種はないのではないか?」

もちろん、経営改善や人財教育、経営指標からの分析や各業種による異なるマーケティングなど等、
自身で勉強しなくてはならないことは山ほどある。
それは仕事のプロとして、コンサルタントのプロとして、するべき当然の勉強である。
これはコンサルタントだけではく、どの仕事でも言えることで、それで飯を食うには当たり前のことである。

「人生を懸けていらっしゃる経営者の方と、真剣勝負で同じ「共通の成功」を成し遂げる!!」 ここに他の仕事では学び得ないほどの人生の勉強がある。

更に、ご一緒にしている経営者の方のほとんどが私より年上である。
そこでも深い人生の経験をお話して頂き、たくさんの勉強を頂戴する。

「経営コンサルタントという職業ほど、自身を人間として成長させてくれる職業はない。」

今日がこのブログの始まりだが、私はこのブログで毎日感じることをありのままに書いていこうと思う。